宇治上神社・本殿(右殿)2
内部はこんな感じ。右殿(写真左)には仁徳天皇、中殿(写真右端)には応神天皇、左殿には兎道稚郎子が祀られています。
【由緒】
応神天皇の皇子であった兎道稚郎子は父の天皇から大変愛され皇太子となられたのですが、天皇が亡くなられると兄の大鷦鷯尊(おおさぎのみこと、後の仁徳天皇)に位を譲るべく宇治の地に離宮を建て身を引かれました。しかし兄君も父の遺命に背くことはできないと兄弟で譲り合われたまま3年が過ぎ・・・国民は戸惑い世が乱れるようになります。ご自身のせいで世が乱れたことを悲しまれた兎道稚郎子は自害され、兄君が仁徳天皇として即位されることになったのでした。
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Tag: 宇治上神社
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Comments (4)
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兄弟で争うことが多いのに、譲り合って悲劇を招いたのですね~
01-25-2021 13:33 ciba (73)
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哀しい歴史ですね。
01-25-2021 14:46 ふみ (10)
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cibaさん、皇位継承をめぐっての争いの果てに南北朝に分裂したこともあるし、敗者が怨霊になることも多いですよね~ この兄弟の美しい話には心打たれました。
01-26-2021 09:27 kame (11)
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ふみさん、哀しい結末ですが 骨肉の醜い争いをして多くの犠牲者が出ると もっと悲惨ですよね。
01-26-2021 09:32 kame (11)
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